トピックス
猫カフェ業「新型コロナウィルス感染症対策ガイドライン」
2021,4 版
1 はじめに
長引く新型コロナウィルス感染症による影響、日本社会が様々な行動変容を行なっている中
猫カフェ業も今後の事業継続のために、お客様や従業員や猫の安全・安心への取り組みを
継続しておこなっていく必要があります。
猫カフェ業態の特徴として、猫を様々な感染症から守るために
普段から菌やウィルス全般を店舗に持ち込まないための入り口対策や
店内の換気・消毒作業等を行なってきております。
しかし、このたびの新型コロナウィルス感染症におきましては人→人への感染ですので
それに加えていくつかの感染拡大予防対策を追加する必要があることから、
政府の「新型コロナウィルス感染症対策の基本的対処方針」(令和3年4月23日変更)
を参考に、このガイドラインを作成いたします。
現在までのところ、猫カフェ店舗におけるクラスター発生は報告されておりませんが、
今後も猫カフェ業が事業継続と感染予防の両立をめざして自主的かつ持続的な取り組みを
進めるために必要な指針となります。
このガイドラインの内容は、あくまでも基本的な猫カフェ営業を想定したものであり
各店舗の実情に合わせた運用を求めるものです。
2 基本方針
これまでの経緯から、ウィルスまん延防止の方針として
・飛沫感染の防止 ・接触感染の防止 ・入店者、従業員の体調確認 等が必要とされます。
三密といわれる、 ①密閉空間(換気の悪い空間) ②密集場所(多人数が集まる)
③密接場面(近距離での会話や発声)
という三つの状況をすべて回避することで飛沫感染を防止するとともに
消毒による接触感染防止や、入り口での水際対策を講じます。
感染拡大予防の観点からすると、猫カフェ業は飲食を提供するかしないか の2つに
分類されます。
飲食を提供する業態の店舗は、このガイドラインのほかに
外食業のためのガイドラインにも留意する必要があります。
外食業の事業継続のためのガイドライン(一般社団法人日本フードサービス協会)
また、政府や自治体により実施される、まん延防止のための具体的な協力要請があった場合
にはそれに応じるものとします。
3 営業所における具体的な対策
① 入り口
感染まん延防止への取り組みの内容を掲示し、来客者に理解と協力を求める。
・マスクの常時着用
・ソーシャルディスタンスの確保
・手指の消毒、または手洗い
・検温や声掛けによる体調確認
・入店人数の制限
・対面受付での飛沫防止の遮へい等を設ける
② 客室
・換気 =窓がある場合には常時開放し、無い場合には換気設備を常時使用する
・対人距離の確保 =定員人数を制限し、一か所に密集しないよう誘導する
・ドアノブ、備品などの定期的な消毒 =テーブル・イスや猫の玩具など
③ 従業員
・体調管理 =出勤前に検温し、体調に異変があれば自宅待機とする
・マスクの常時着用と頻繁な手洗い実施
・消毒 =トイレ清掃やゴミの処理時、受付・会計の都度
※ 消毒に際して
・手指の消毒には高濃度エタノールを使用する。(有効濃度 70~83vol%)
・備品等の表面の消毒には、次亜塩素酸ナトリウム または次亜塩素酸水を使用する
猫カフェ業「新型コロナウィルス感染症対策ガイドライン」.pdf (0.58MB)
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